2024年7月現在、東京付近などで頻繁に発生しているゲリラ豪雨やゲリラ雷雨。
天気予報やリアルタイムの雨雲レーダーでも正確な予測できないので、厄介ですよね。
私は4歳の息子を連れて足立の花火会場に行ったのですが、ゲリラ雷雨で花火大会は開始直前で中止になりました。
何よりも、雷や稲妻が短時間でどんどん近づいてくるのが怖かったです…。
この記事では、ゲリラ豪雨・雷雨が予測できない理由と予兆と、ゲリラ豪雨/雷雨に備える対策をご紹介します!
ゲリラ豪雨・ゲリラ雷雨はなぜ予測できないの?
1.非常に短時間で発生するため
ゲリラ豪雨/雷雨は、非常に短時間で急に発生するため、リアルタイムの雨雲レーダー等でも、事前に察知するのが難しいそうです。
天気予報は通常、数時間から数日先の予報を行いますが、ゲリラ豪雨は数分から数十分で発生することがあります。
2.非常に狭い範囲で発生するため
ゲリラ豪雨/雷雨は非常に狭い範囲で発生することが多く、通常の気象観測網ではその発生場所を正確に把握することが難しいそうです。
3.複雑な気象条件で発生するため
ゲリラ豪雨/雷雨は、気温、湿度、気圧の急激な変化など、複雑な気象条件が重なって発生します。
そのため、予測モデルでの再現が難しいそうです。
4.大気の不安定性で発生するため
大気の不安定性が高まると、突然の雷雨や豪雨が発生することがありますが、この不安定性自体を予測するのが難しいんだそうです。
特に夏は、地表付近の気温上昇が強く上昇気流が発生しやすいため、大気がとても不安定で、ゲリラ豪雨/雷雨になりやすいそうです。
最近は気象レーダーの精度向上やAIを活用した予測技術の進展で、前よりはゲリラ豪雨の予測精度が上がってきていますが、完全に予測することはまだ難しいんだそうです。
ゲリラ豪雨/雷雨の予兆・サインは?
ゲリラ豪雨の予兆を知ることで、発生の可能性に備えることができます。
1.急な空模様の変化
急に灰色の雲が現れたり、積乱雲(入道雲)が急速に発達する場合は、ゲリラ雷雨の可能性が高いので、注意が必要です。
積乱雲(下図右側)↓↓
2.湿度の上昇
空気が蒸し暑く感じられ、湿度が急に高まると、大気中の水蒸気が多くなっている可能性があります。
これがゲリラ豪雨の原因となることがあります。
3.遠くからの雷鳴や稲妻
遠くで雷鳴が聞こえたり、稲妻が光ったりすると、積乱雲が発達しています。
稲妻が近づいたり雷鳴が大きくなってくると、ゲリラ豪雨の可能性が非常に高いです。
4.風向きと風速の変化
急に風が強くなったり風向きが変わる場合、大気の状態が不安定になっています。
特に、冷たい風が吹き始めた場合は、積乱雲からの冷気が地表に降りてきている可能性があるので、ゲリラ豪雨/雷雨の可能性が高いです。
5.気温の急激な変化
気温の変化は上昇気流の発生を促すため、気温が急に上がったり下がったりする場合も、
ゲリラ豪雨/雷雨になる可能性があるので注意が必要です。
ゲリラ豪雨・ゲリラ雷雨に備えるための対策は?
ゲリラ豪雨・ゲリラ雷雨に備えるためには、リアルタイムでの情報収集や警報システムを活用することが重要です。
リアルタイムの雨雲レーダーアプリや、雷注意報や発雷確率がわかる天気予報アプリを入れておきましょう。
ちなみに私は、Yahooのお天気アプリを使っています。
雷注意報や何時まで発雷があるかある程度予測できますので、頼りにしています。
また、予報制度 No.1を謳っている「ウェザーニュース」もいいかもしれません。
もし出先でゲリラ豪雨・雷雨に遭遇したり、予兆を確認したら、安全な建物内にすぐ避難できるようにしておきましょう。
夏は天気予報で降水確率が0%でもゲリラ豪雨の可能性があるので、雨具は常に持っておくと安心です。
*最後までご覧頂きありがとうございました*